ヨガの流派いろいろありますよね。
私も最初に習ったのがハタヨガのクラスだったし、その後アシュタンガヨガのクラスやヴィンヤサのクラスも受けたりしていました。
みなさんはどうでしょうか?
私的にどの流派を選ぶかは・・・その時の自分の状態と気分次第かもと感じています。
どの流派であってもポーズをとるとき、ポーズに入る前に安全で安定した身体の使い方を示してくれるのが「運動学」!!
ヨガのポーズするのになんで運動学が必要なの?
ヨガだけでいいじゃないと思いますよね?
それにはいろいろ理由があります。
例えばハタヨガ。
ハタヨガの起源は諸説あって、紀元後10世紀〜13世紀頃、ゴーラクシャ・ナータが開祖し広まったという説と、インドの密教徒達により始められたと言う説があるのです。
日本の歴史で言うと平安時代ですよ!
ハタヨガって初心者にやさしく健康的な明るいイメージを持っていましたが・・・
密教達によってはじめられたという説もあると聞いてびっくり!!
密教とえいば、超能力を使えた!?空海もヨガもしていたそうですよ。
そもそもハタヨガがその時代に生まれたときの意義・目的とは・・・
病気を治す、身体を整えるというこで、その時代に生きる人たちがココロと身体が機能するために考えられたプログラムであるということなのです。
520年前ぐらいにハタヨガが流行していたそうです。日本の歴史で言うと安土桃山時代。
この時代のハタヨガのポーズはすべて座位ポーズでした。
座ってるから楽なポーズ?
そうではありません。座っていても火をふくように身体が熱くなり活性化するようにつくられたポーズなのです。背骨にしっかりアプローチできるということですね。
ハタヨガのポーズをすることで腹部の病気をすべて破壊すると言われていました。
立位のヨガポーズがつくられたのは近代になってから
520年前と今では生活様式やココロと身体のストレス度合いを比較したら全然違いますよね?
裸足の生活と靴の生活では足の筋肉の衰え方が全然違う。
長時間のオフィスワークで足本来いの機能は退化して、背骨を立てるたての足の安定性、骨盤の正常位が失われてしまっているのです。
他人事でなくて私もみなさんもそうなのです。
本来のポーズでの効果を引き出すためには、股関節の柔軟性が必要です。
骨盤がニュートラル(正常位)であること、体の歪みがなく、筋肉の極端なアンバランスさがないこと。
猫背で肩が巻き込んでしまっていたり・・・
骨盤が傾き背骨が伸びない。肩甲骨や肩回りガチガチという状態では身体はつながらず、身体が熱々になるような効果をもたらすことはできません。
立位のポーズで身体の柔軟性をつくってからじゃないと、ホントにイテテ! という感じになってしまいますよ(笑)
骨格が乱れる骨盤の歪みの原因は足。土台になる足から調整しなければ、ヨガ本来の効果を引き出すことができない!!
私的に運動学でヨガやるときとそうでないときでは、ポーズの効き方がぜんぜん違うということが身をもって体感しました。
遅ればせながら私も運動学でヨガすることに目覚めたのが3年前。
ポーズをとって快適になるという感覚を味わえるようになりました。
20年以上、ヨガをやってきましたが・・・
続けることでプラスになっているとこもありますけど、ただヨガポーズを追いかけているだけでは、違和感を感じる身体の部分は何も変わらない。
それを感じるたびに「自分は限界なのか・・・」「自分の骨格が歪んでいるせいだ」と晴れない気持ちになることもたびたびありました。
運動学でヨガするようになって何が変わった?
自分の身体を客観的に分析するようになりました。
そもそも違和感を感じるということは、バランスが悪いということで、骨格が崩れて、機能している筋肉と機能していない筋肉のアンバランスさによるもの。
そういうふうに自分の身体を読み解くことができるようになったのも「運動学」です。
私的にヨガのベースづくりに「運動学」はめちゃくちゃ役に立っていると感じてます。
運動学でヨガするとお得なことは・・・
ポーズが効く!ココロも身体も緩む。
めちゃくちゃ元気でポジティブになれます🌈
でも、運動学って難しいんじゃないの?
ぜんぜん快適にポーズをとるための手順です。
レシピみたいな感じ。
お寺ヨガでは、もれなく運動学でヨガポーズする手順を伝えています。
興味のある方、気軽に参加してくださいね💚
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