行動できる自分になる幸せ

自分やりたこと思うように行動できていますか?

 

仕事でもプライベートでもやるべきことが後回しになって、後で後悔することはありませんか?

 

「私ってどうして早く行動できないのだろう?」そんなふうに思ったことありませんか?

 

「やろうと思っているのに行動できない」

「やってはいけないと思っていることをやってしまっている」

 

なぜ、そうなるのか?

その原因は思考と身体がバラバラになってしまっているからです。

つまり、行動するのを気持ち(感情)で止めてしまっているのです。

 

感情は何のためにあるのか?

感情は私たちが安全に生きていくための「火災報知器」の役割があります。

 

<感情の役割>

〇安全か危険かを教えてくれる。

〇モチベーションを左右する

〇意思決定に影響する。

 

仕事が進まない。

気が重くて何も手がつけられないというの「感情」によるものなのですね。

 

感情のベースをチェックの方法

     心地よい・快適と感じるときの身体の感覚を確かめてみましょう

〇緩む   〇暖かい  〇やわらかい 〇開く 

 

     不快な時の身体の感覚を思い浮かべてみましょう。

〇硬い  〇冷たい  〇固まる  〇硬直  〇閉じる

 

体を観察すると自分の感情の状態を知ることができます。

辛い出来事があったとしたら、その時の記憶が身体の感覚として残ってしまうのです。

 

例えば、人前で怒鳴りつけられたときの身体の感覚が「頭が熱くなる」「首肩が硬直する」「手足は冷たい感じ」「全く身動きとれない」その感覚は、同じようなことがあるたびにその身体の感覚は繰り返されています。

 

その身体の不快感を解消することができれば、感情の不快感からも脱出することができます。

ネガティブな感情を切り離したいときは、呼吸法やヨガを実践することでココロの不快感を解き放つことができます。ヨガは、そもそも自分のココロ働きをコントロールする訓練プログラムです。

 

 

感情は過去の情動の記憶の影響を受ける

過去の記憶は、今の自分の行動に大きく影響があります。

びっくりですよね。

自分の行動が過去の記憶と繋がっているなんて。

過去に上司に人前でひどく怒られた経験や職場で傷ついたと思う記憶は、頭の中に残っています。

現在、職場で上司に注意されたり、呼び出されたとしたらココロはどうなるか?

過去の記憶に過剰反応してしまって、言い訳モードになったり、暴言を放ってしまい上司を怒らせたり、信用を失うことにもつながりかねない状況になっているかもしれません。

 

 

体の傷は見たら対処法がわかるけど、ココロの傷はわかりにくい。

辛かった。怖かった。苦しかった。そこから早く立ち直る方法は、どうすると良いと思いますか?

①なかったことにする。悲しいのに悲しくないと言い聞かせて自分の気持ちを誤魔化す。

     そのまま気持ち受け止めてあげる。自分の気持ちに素直になる。

 

さて、どちらが良い方法だと思いますか?

 

ココロにしこりを残さない方法は・・・・

今悲しくても、悔しくても、辛くても、そのとき感じる自分の気持ちに共感することが必要です。そうすることでその気持ちは消えてなくなります。

どんなに辛くて傷ついたとしても、目をそらしてしまうとココロの中に刺さったままになり、トラウマになってしまうので要注意しましょう。

泣きたいときは泣く。悲しいときは悲しい気持ちを出す。悔しいときは悔しいと大声で叫ぶ。ありのままの自分の気持ちを受け止めてあげることが大切なのです。

自分の気持ちにしっかり寄り添ってあげることができたらココロは癒されていきます。

 

自分に共感できると、安全感が生まれ、感情はめぐり理性を保てる。

どんなに大きな失敗をしても自分のことを許し、認めてあげること。

これを自慈心と言います。なかなか難しいことですよね?

失敗した自分が許せないとかガッカリすることありませんか?

自分を信じてあげないと、結局自分を追い込んでしまうことになるのです。

一方、無条件で自分を受け止めることができるようになると、ココロは安定するようになります。ココロの中でいい循環が保つことができるようになります。

自分のことを評価しないで、自分をそのまんま受け止めてあげること。

簡単なようで実に難しいけど、そうしてあげることでどんどん「自慈心」が育っていきます。

 

自慈心とマインドフルネスで「自己肯定感」を育むことができる。

自分が幸せに生きるためには、自分らしく行動して生きていきたいですよね?

その行動力の原動力が「自己肯定感」になります。

自己肯定感は自慈心と健全な自尊心があってはじめて持つことができます。

 

テキサス大学のクリスティーンネフ博士は、自慈心の大切さを提唱しています。

自慈心を育むために必要な3つの要素

     自分への優しさを持つ

失敗しても自分を励まし、理解しようとすること。

     当たり前の人間感

人は誰もが不完全な存在で欠点を持っていると認めること。

     マインドフルネス

今、この瞬間に感じる物事を価値判断せずに受け入れる。

 

自己肯定感であがる行動力

「自分のことを大切に思う」

「自分のことをこの世でかけがえのない存在であると言える」

自慈心と健全な自尊心がなければその言葉が素直に出てこないかもしれません。

 

大人になって、気がつかないうちに自分の気持ちを後回しにして、仕事や家庭や周りの目を気にしてばかりいたら、いつの間にか自分が価値のない人間だと思うようになっているかもしれません。

もしそうなったときは、自分のことを許してあげること。認めてあげるようにしてあげてください。自分に寄り添ってあげてください。

そうすることでココロは安心します。

 

そして、自分のことをかけがえのない存在であると堂々と言えるようになったら、自分のやりたいことがどんどん出来る自分になっていますよ。

 

自分を大切に思うことは・・・

だれのためでもなく、自分の幸せにつながります🌈